- Amazonミュージックプライムって、聴ける曲数やジャンルはどんな感じなの?
- 利用できる範囲や機能は? 本当にお得に使える?
- 操作や使い方が難しそうだから、分かりやすく教えて!
音楽サブスクを毎日何時間も使わない人にとって、高い月額料金はもったいないです。
費用対効果が見合ってないと、「もったいないな……」という気持ちで使い続けることになります。
コスパの高いサービスを見極めるために、12種類以上の音楽サブスクを徹底的に利用・比較してきました。
この記事ではAmazon Music Prime(アマゾンミュージックプライム)の使い方や、メリット・デメリットを実体験からレビューします。
他の音楽サブスクとも比較し、どんな人に向いているのか、コスパは本当に良いのかも検証しました。
記事を読めばAmazonミュージックプライムがあなたにとって最適な選択肢かどうか、はっきりと分かりますよ。
月額5~600円で利用でき、オフライン・オンデマンド再生にも一部対応。プライム会員特典も使えるコスパ最強のサービスです。
Amazonミュージックプライムの3つのポイント
- 5,900円の年額プランなら、実質月額500円以下で利用可能です。
- しかも動画見放題・配送料無料など、多くのプライム会員特典もついてきます。
- 指定した最大100曲まで、オンデマンド・オフライン再生に対応。
- 音楽を聴く時間がそれほど長くないライトユーザーにぴったりです。
- 上位プランのUnlimitedプランと、聴ける楽曲数が同じ。
- 無料プランにありがちな、煩わしい曲間の広告は一切ありません。
Amazon Music
Prime |
|
---|---|
総合点
|
|
26.0点(30点満点)
|
|
コスパ・料金
|
|
評価・
コメント |
5.0点(5点満点中)
月額600円/年間5,900円(いずれも税込)と、一般的な相場に比べるとかなり安く使えます。 |
良かった点 |
・年間プランなら、実質500円以下(約492円) ・一般的な相場(1,000~1,100円)に比べると、およそ半額で1億曲が聴き放題 |
悪かった点 |
・音楽サブスク最安の「dヒッツ(300)」(月額330円)には流石に劣る |
楽曲数
|
|
評価・
コメント |
4.5点(5点満点)
1億曲以上から再生可能。ラインナップは音楽サブスクトップレベル。 |
良かった点 |
・上位プラン同様に1億曲以上を再生可能 |
悪かった点 |
・どちらかといえば邦楽にはやや弱い |
使いやすさ
|
|
評価・
コメント |
4.0点(5点満点)
基本はシャッフル再生だけですが、一部のプレイリストはオンデマンド・オフライン再生に対応。 |
良かった点 |
・「曲を選んで再生」や「厳選プレイリスト」、一部の新作アルバムは好きなときに再生可能。 ・オフライン再生もできるので、どこでもギガ消費なしで楽しめる。 ・「曲を選んで再生」機能は、自分で最大100曲まで対応。 |
悪かった点 |
・対象のプレイリスト以外は、原則シャッフル再生のみ。 ・ダウンロードも同様に対象プレイリスト以外は不可。 |
音質
|
|
評価・
コメント |
4.5点(5点満点)
他のサブスク同様に320kbpsに設定できるので、音質はかなり良い。 |
良かった点 |
・最高音質は320kbpsに設定可能 |
悪かった点 |
・イコライザはAndroid版限定 ・Unlimitedプランで利用できるロスレス・ハイレゾ音質は利用不可 |
レコメンド機能
|
|
評価・
コメント |
4.0点(5点満点)
専用ミックスの一部は選んで再生ができる。おすすめのプレイリストにもすぐにアクセスできるUI。 |
良かった点 |
・パーソナライズされた一部のプレイリストは自由に再生可能。 ・1,000以上のプレイリストからおすすめを挙げてくれる。 ・自分専用のミックスプレイリストも5種類程度提案してくれる。 |
悪かった点 |
・サジェスト精度は飛び抜けて良いわけではなく、まずまずといったところ。 |
その他機能
|
|
評価・
コメント |
4.0点(5点満点)
音楽以外にも動画見放題・Amazonの配送料無料などのAmazonプライムを使える点が魅力。 |
良かった点 |
・人気ポッドキャストもたくさん聴ける ・Amazonプライムの会員特典が利用可能 |
悪かった点 |
・画面上にUnlimitedプランへの広告が度々表示される ・パソコン版はやや使いづらい |
【料金・楽曲数など】Amazonミュージックプライムの基本情報
Amazonミュージックプライムは「Amazonプライム」会員特典の1つであり、Amazonプライム加入によって利用できます。
そのためAmazonミュージックプライム単体だけの契約はできません。
Amazon Music Prime | |
---|---|
料金プラン | 600円/月(プライム会員特典) |
年間プラン | 5,900円(プライム会員特典) |
ファミリープラン | なし |
学生プラン | 300円/月(Prime Student会員特典) |
無料プラン | – |
無料体験期間 | 30日間 学生は6ヶ月間 |
ロッシー音質 | 320kbps |
楽曲数 | 1億曲以上 |
歌詞表示 | 自動スクロール |
支払い方法 | クレジットカード デビットカード ギフトカード キャリア決済 Paidy PayPay |
再生方法 | シャッフル再生・一部オンデマンド再生 |
対応デバイス | パソコン、Fire TVシリーズ、スマホ、Amazon EchoなどのAlexa対応機器 |
手持ち曲の再生 | PC・Androidのみ。同じプレイリストは不可 |
スリープタイマー | ◯ |
レコメンド機能 | ◯ |
お気に入り機能 | ◯ |
アーティスト フォロー機能 |
◯ |
音量自動均一化 | ◯ |
ミュージックビデオ | × |
似た曲の自動 再生機能 |
◯ |
Amazonミュージックプライムのデメリット5つ【本音レビュー】
まずAmazonミュージックプライムを利用するにあたって、気になった点は以下の5点です。
- 聴きたい曲をピンポイントに再生できない
- ダウンロード・オフライン再生ができない
- Amazonプライムの家族会員は利用不可
- ハイレゾ・ロスレス音質には非対応
- 作成できるプレイリスト数に上限あり
聴きたい曲をピンポイントに再生できない
Amazonミュージックプライムは原則としてシャッフル再生のため、聴きたい曲をすぐには聴けません。
楽曲選択画面にはシャッフルマークが付いており、聴きたい楽曲をタップしても別の曲が流れます。
タップした楽曲とそれに関連した楽曲のリストが作成され、そこからランダムで再生が始まる仕組みです。
「関連がある」と思われる楽曲が自動でセレクトされるので、別のアーティストの楽曲が入ることもあります。
Amazonミュージックプライムの再生時の制限には、これ以外にも以下のようなものがあります。
- シャッフル再生のみ
- 楽曲が少ない場合、他の関連曲が入ることもある
- スキップは1時間あたり6回まで
- 途中からの再生といった再生位置の指定ができない
- 前の曲に戻って再生できない
スキップも1時間あたり6回までなので、聴きたい曲まですぐにたどり着けるとは限りません。
しかしながら、後ほど解説する「曲を選んで再生」機能を使えば、自分で選んだ最大100曲をこれらの制限なしで再生できます。
シャッフル再生がシャッフルされていない?
Amazonミュージックプライムでプレイリストのシャッフル再生をすると、再生される楽曲に偏りを感じました。
理由としてはシャッフル再生を選択しても、実際に再生されるのはそのプレイリストを元にした「ステーション」だからと考えられます。
※Amazon Musicの「ステーション」とは、特定のアーティストや曲を選ぶと、その楽曲に似た音楽を自動的に再生してくれる機能です。
つまりプレイリスト内の楽曲をシャッフル再生しているのではなく、プレイリスト内の楽曲に関連した曲がランダムで再生されているのです。
そのためプレイリストから再生したはずなのに、プレイリストに入っていない曲が流れることもあります。
「厳選プレイリスト」や「曲を選んで再生」のプレイリストであれば、ちゃんとプレイリスト内の楽曲しか再生されません。
したがって曲を選んで自由に聴けるのは、「曲を選んで再生」に指定したプレイリストに限られてしまいます。
大量の楽曲を入れたプレイリストを楽しみたい方は、シャッフル再生だとストレスを覚えるかもしれません。
Amazonミュージックプライムで「厳選プレイリスト」や「曲を選んで再生」以外のプレイリストをシャッフル再生すると、どの程度偏りが発生するのか調べてみました。
以下の画像は、同じプレイリストを2回に分けて「シャッフル再生」したときの再生履歴です。

※左が1回目のシャッフル再生、右が2回目のシャッフル再生の履歴です。
実際は下から上の順で再生がされています。
21曲中、枠で囲っている10曲が重複して再生されていました。
また2回合計で重複を除くと全32曲再生されましたが、そのうち元となったプレイリストに入っていたのは14曲です。
全く同じ曲ばかり、というわけではありませんが、偏りがあることはわかるかと思います。
ダウンロード・オフライン再生ができない
Amazonミュージックプライムではあらかじめ曲をダウンロードしたり、オフライン環境で再生したりできません。
基本的にストリーミング再生のみのため、外出先でよく利用する人は気をつけましょう。
「曲を選んで再生」機能を適用すると、ダウンロードやオフライン再生も可能になります。
Amazonプライムの家族会員は利用不可
Amazonプライム会員は、同居家族2名までを家族会員として、プライム特典の一部を共有できます。
- 配送料やお急ぎ便・日時指定便が無料
- プライム限定セールや先行セールに参加できる
しかしAmazonミュージックプライムはプライム会員本人のみ利用でき、家族会員は対象外です。
家族ユーザーが持つアカウントからAmazon Musicにアクセスしても、無料版のAmazon Music Freeとなります。
Amazon Music FreeとPrimeの違いについては、「FreeプランやUnlimitedプランとの比較」で解説します。
ハイレゾ・ロスレス音質には非対応
Amazonミュージックプライムでは、CD相当またはそれ以上の高音質音源は提供されていません。
Unlimitedプランであれば、ロスレス音質相当の「HD」、ハイレゾ音質相当の「Ultra HD」に音質を設定可能です。
一方でAmazonミュージックプライムで設定できる音質は、「標準」と「データ通信節約」の2つのみとなります。
しかし「標準」設定で再生できる320kbpsのビットレートでも、他の音楽サブスクと同レベルの高音質です。
サブスク名 | 最高音質 |
---|---|
Amazon Music Prime |
320kbps |
Spotify | 320kbps |
Apple Music | ・ハイレゾ ・ロスレス ・256kbps |
Amazon Music Unlimited |
・ハイレゾ ・ロスレス ・320kbps |
楽天ミュージック | 320kbps |
LINE MUSIC | 320kbps |
YouTube Music Premium |
256kbps |
AWA | 320kbps |
dヒッツ | 320kbps |
auスマートパスプレミアムミュージック | 320kbps |
「データ通信節約」音質はモバイルデータ通信時のみ利用でき、データ通信量を抑えてストリーミング再生できます。
ストリーミング再生中、音が途切れたり音質が変わったりすることが時々あるのが利用中に気になりました。
曲の途中で「ぶつっ」と音が切れる瞬間や、一瞬こもったような音になったりすることが何度かあります。
ダウンロード済楽曲の再生なら問題ありませんが、外出先や電波の悪い場所での使いたい人は注意が必要です。
作成できるプレイリスト数に上限あり
Amazonミュージックプライムの会員が作成できるプレイリストは、35個に制限されています。
Amazonミュージックプライムのメリット7つ【使い込みレビュー】
しかしながらAmazonミュージックプライムには、実際に使ってみて次のようなメリットを感じました。
- プライム会員なら追加料金なし
- 広告なし、1億曲が再生可能
- 1,000以上のプレイリストが公開されている
- ユーザープレイリストの作成・再生も可能
- プレイリストの一部はオンデマンド・オフライン再生可能
- 新作アルバムが選んで聴ける
- 音楽以外にも、プライム会員特典が利用可能
プライム会員なら追加料金なし
Amazonミュージックプライムの利用には、Amazonプライムの月額料金以外の費用は一切かかりません。
月額600円、年額5,900円のAmazonプライム会員特典の1つであり、他の音楽サブスクと比べても非常に安価に利用できます。
年間プランであれば、実質月額は500円以下、約492円/月で使うことが可能です。
Amazonプライムは、初回登録の方なら30日間無料で使えます。
学生の方であれば、Amazonプライムと同等の「Prime Student」が初回登録で半年間無料です。
Amazonミュージックプライム以外のプライム会員特典も制限なく利用でき、音楽サブスクを頻繁に使わなくても役立ちます。
広告なしで1億曲が再生可能
Amazonミュージックプライムは、再生形式に制限はあるものの、聴ける曲数や機能は上位プランのUnlimitedと同じです。
音声広告が一切入らないのが非常に快適で、音楽を流すときに広告で中断されることがありません。
無料版にありがちな「広告のうるささ」「広告で集中が切れる」といったストレスが一切ないので、これだけで使う価値があります。
ただしアプリを開いたときなど、Unlimitedへの加入を促すバナー広告が表示されることがたまにあります。
楽曲数もUnlimitedプランと変わらず、Amazon Musicで配信されている1億曲以上が再生可能です。
音楽をじっくり聞いたり、作業中や集中したいときのBGM用途でもおすすめです。
1,000以上のプレイリストが公開されている
Amazon Musicでは、キュレーターが作成した1,000以上のプレイリストが再生できます。
- アーティストの代表曲をまとめて聴ける『Best of』プレイリスト
- 各年代・各年ごとのおすすめ曲プレイリスト
- アニメシリーズの楽曲が聴ける『ANIMA』
- ゲームシリーズの楽曲やBGMがまとめられた『GAME SONGS』
- ジャンル別のおすすめ曲がまとめられたプレイリスト
- 読書やリラックス、運動、散歩などムードや状況に合わせたプレイリスト
私も「仕事のためのEDM」「眠れるクラシック」「読書のためのジャズ」などのプレイリストを、シーンごとに使い分けています。
何を選んでよいかわからないときにも、公開されているプレイリストから気分にぴったりの楽曲を手軽に再生できます。
ユーザープレイリストの作成・再生も可能
Amazon Musicが公開しているプレイリストだけでなく、お気に入りの曲をまとめたプレイリストも自分で作れます。
Amazonミュージックプライムの場合、プレイリストは35個まで作成が可能です。1つのプレイリストには2,500曲まで追加できます。
好きな曲をまとめておけば、好きなときにぴったりのBGMをかけられます。
オンデマンド・オフライン再生可能な「曲を選んで再生」「厳選プレイリスト」機能
原則シャッフル再生のみのAmazonミュージックプライムですが、一部のプレイリストはオンデマンド再生・オフライン再生ができます。
オンデマンド再生:聴きたい曲を自由に選んで再生できる機能。曲のスキップや再生位置の指定なども可能です。
オフライン再生:あらかじめ楽曲をスマホに保存して再生する機能。通信量を気にせず、圏外でも音楽が楽しめます。
100曲まで自由に「曲を選んで再生」
ユーザー作成プレイリストのうち、最大50曲までのプレイリストを2つ、「曲を選んで再生」用に設定できます。
オンデマンド再生やオフライン再生を利用すれば、以下のような使い方もできるでしょう。
- アルバムを順番通りに再生できる
- およそ3時間くらいのBGMリスト
- データ通信量を消費せずに利用できる
100曲程度あれば日常的な利用には十分で、定期的に中身を入れ替え、私も飽きずに使えています。
「曲を選んで再生」機能の使い方については、後ほど詳しく解説します。
「よく聴く音楽」などおすすめ楽曲も自由に聴ける
パーソナライズされたおすすめのプレイリストも、同じように自由な再生が楽しめます。
- 「最近再生した楽曲ほか」や「よく聴く音楽」
- パーソナライズされたおすすめプレイリスト
- 今人気の楽曲プレイリスト
常におよそ15種類のプレイリストに収録された曲が、オンデマンド・オフライン再生可能になっています。
新作アルバムが選んで聴ける
Amazon Musicが選んだ人気アーティストの新作アルバムも、自由に曲を選んで聴くことができます。
最大28日間、期間限定でオンデマンド再生やオフライン再生ができ、ラインナップは定期的に更新されます。
自由に聴ける新作アルバムは、ホーム画面から「プライム限定 新作が今だけオンデマンド配信中」の欄でチェック可能です。
私が確認したときには、10枚の新作アルバムが自由に再生可能となっていました。
掲載されてない新曲・アルバムであっても、「曲を選んで再生」に追加すれば自由に聴けます。
音楽以外にもプライム会員特典が利用可能
先ほども触れたようにAmazonミュージックプライムは、Amazonプライム特典の一部です。
Amazonプライムに入れば、音楽だけではなく、Amazonのいろんなサービスを一緒に楽しめます。
- 配送料やお急ぎ便・日時指定便が無料
- プライムビデオで映画・アニメ・ドラマなどが見放題
- Prime Readingで1,000冊以上の漫画・雑誌などが読み放題
- プライム限定セールや先行セールに参加できる
- 子育てアイテムがお得に手に入る
- Amazon Photosで写真を無制限に保存可能
- Amazon Music Primeで1億曲が聴き放題
通常は3,500円以下の購入だと配送料がかかりますが、プライム会員なら欲しいものを気軽にすぐ頼めます。
複数の商品をまとめて注文できるまで待つ必要もなく、ストレスなくスムーズに買い物ができます。
プライムビデオには最新のアニメがそろっており、映画・ドラマ作品も充実のラインナップです。
Prime Readingの対象は限られていますが、最新の雑誌や話題の漫画を楽しめます。
音楽サブスクを頻繁に使わない人にとっても、役立つ特典が豊富でコスパの良いサービスです。
Amazonミュージックプライムの口コミまとめ
実際にAmazonミュージックプライムを使ってみた方が、どんな印象を持っているのかをまとめてみました。
オンデマンド再生・オフライン再生できる「曲を選んで再生」機能を評価している人が非常に多かったです。
広告無しでバックグラウンド再生できるので、無料プランよりも圧倒的に使いやすくなったようです。
上位プランのUnlimitedでなくても全ての配信曲が聴けますし、ライトユーザーならPrimeでも満足できますよ。
プライム会員になっていても、Unlimitedプランに契約する場合は別料金(月額980円)がかかります。
同じAmazon Musicのサービスですが、完全に別料金での契約が必要だからです。
プライム会費+Unlimitedプランで月額料金が別で発生するため、差額でアップグレードできるわけではありません。
Amazonミュージックだと、一部アーティストの配信に対応していないという声もありました。
Amazonミュージックプライムの使い方・操作方法
Amazonミュージックプライムの使い方や操作方法について、詳しく解説していきます。
Amazonプライムへの申込み方法
Amazonミュージックプライムを使うためには、まずAmazonプライムに登録する必要があります。
Amazonミュージックプライム単体で登録・利用することはできませんので、注意しましょう。
Amazonプライム会員の登録ページにアクセスします。
「30日間の無料体験を始める」をタップ。
案内に従って支払い方法や請求先住所の登録を進めると、Amazonプライムへの登録が完了します。
プライム会員・プライムスチューデントの登録が完了したら、Amazon Musicアプリをインストールします。
初回起動時にはログイン画面が表示されるため、プライム会員に登録したアカウントでログインしましょう。
学生ならPrime Studentがおすすめ
学生の場合は半額でAmazonプライムとほぼ同じ特典が利用可能な、Prime Student(プライムスチューデント)がお得です。
プライムスチューデントの公式ページにアクセスし、「学割のプライムに登録する」をタップします。
プライムスチューデントの登録には、学生証明が必要になります。手順に従って学生証や学籍番号などを登録しましょう。
聴きたい楽曲を検索
音楽を検索するには、Amazon Musicアプリ画面下部のタブから「見つける」をタップし、検索バーにキーワードを入力します。
「見つける」タブからは、ジャンルやムード、シチュエーションを選択することでおすすめのプレイリストを提案してくれます。
人気楽曲のランキングや、新曲を一覧で見ることもできます。
楽曲の再生
Amazonミュージックプライムの再生形式は、シャッフル再生が基本です。
したがって楽曲をタップしたときには、タップした楽曲を含めたランダムな楽曲リストの再生が始まります。
スキップ機能によって次の楽曲を再生できますが、1時間に6回までの制限があります。
プレイリストの作成
プレイリストを作成するには画面下部の「ライブラリ」タブを選択し、「プレイリスト」欄の「+」マークを押します。
名前を入力し、プレイリストの公開・非公開を設定します。名前や公開設定は後から変更できます。
「すべての楽曲を追加」を押すと検索画面に移り、楽曲名横の「+」ボタンを押すとプレイリストに追加されます。
楽曲をプレイリスト・ライブラリへ追加
プレイリストに追加するには、楽曲名の横にある「⋯」ボタンをタップし、「プレイリストに追加」を選択します。
楽曲名の横にある「♡」を押すと、ライブラリに追加することができます。
ライブラリに追加した楽曲は「ライブラリ」タブから、上部の「楽曲」を選択してチェックできます。
再生中の楽曲であれば、画面右下にある「⋯」からプレイリストに追加できます。
同様に「♡」を押すと、ライブラリ追加も可能です。
音質などの設定切り替え
設定を切り替えるには、「ホーム」タブ左上にあるユーザーアイコンをタップします。
「オフライン再生」オフラインモードに切り替わり、既にダウンロードされている曲のみ再生可能な状態となります。
「設定」から切り替えられる主な設定は、以下のとおりです。
- スリープタイマー
- ストリーミング音質
- イコライザ(Android版のみ)
- ダウンロード音質
- ダウンロード楽曲の優先再生
- 自動ダウンロード
- ダウンロード保存先(Android版のみ)
- 自動再生
- ラウドネス・ノーマライゼーション
- サインアウト
「再生」タブの「ストリーミング設定」や「ダウンロード設定」からは、音質の切り替えが可能です。
Amazonミュージックプライムで選べる音質は、「自動」「標準」「データ通信節約」のいずれかとなります。
「自動」はストリーミング時のみ。「データ通信節約」はダウンロード時には「容量節約」となります。
「曲を選んで再生」機能の使い方
Amazonミュージックプライムの特徴である、作成したプレイリストを「曲を選んで再生」に設定する方法や注意点を解説します。
「曲を選んで再生」に設定したプレイリストは、制限なく自由にいつでも聴けるようになります。
- オンデマンド再生(曲を選んで再生)
- ダウンロード・オフライン再生
- 曲の再生順の変更
- スキップ無制限
- 曲の再生位置を指定
「曲を選んで再生」に指定した曲は、面倒な制限が一切なくなります。
「曲を選んで再生」の設定方法
作成したプレイリストを「曲を選んで再生」に設定する方法は、次のとおりです。
①15~50曲を追加したプレイリストを作成します。
②プレイリスト名の下にある「曲を選んで再生(オンデマンド再生)」のボタンをオンにすると、機能が有効になります。
最低でも15曲を入れないと、「曲を選んで再生(オンデマンド再生)」のボタンは出てきません。
「曲を選んで再生」に設定できるプレイリストは、最大で2つとなります。
2つのプレイリストに50曲まで追加可能なため、最大100曲がいつでも好きなときに聴けます。
「曲を選んで再生」の注意点
「曲を選んで再生」機能を利用する際の注意点は、次の2つです。
- プレイリストの切り替えは7日ごとに1回まで
- 「曲を選んで再生」に設定したプレイリスト内の曲は、1日20曲まで入れ替え可能
「曲を選んで再生」は任意のプレイリストに切り替えられますが、プレイリストを切り替えできるのは7日ごとに1回だけです。
例えばA・B・Cというプレイリストがあり、A・Bを「曲を選んで再生」に設定していたとします。
新たにCを「曲を選んで再生」に設定し、代わりにAを設定から外したら、もう1度設定できるのは7日後となります。
プレイリスト内の曲入れ替えは、1日に20曲までです。1度にまとめて数曲入れ替えても、曲数分のカウントが入ります。
追加・削除どちらも1回のカウントです。つまり1曲削除して1曲追加した場合、2回変更したとカウントされます。
「曲を選んで再生」に2つのプレイリストを設定しているとき、2つのプレイリスト合計で1日20曲の制限がかかります。
入れ替えの残り回数は、プレイリスト内の楽曲を変更するごとに、アプリ下部に表示されます。
利用していた際にどれだけプレイリスト内の楽曲を入れ替えても、制限が現れないプレイリストも存在しました。
推測になりますが、「1度も50曲以上になったことがないプレイリスト」であれば入れ替え制限が適用されないようです。
従って常に49曲以下のプレイリストにしておけば、どれだけ曲を入れ替えても制限には引っかかりません。
逆に言えば1度でもプレイリストの曲数が50曲以上になると、その後曲をいくら減らしても変更回数はカウントされます。
パソコン・タブレットでも使える
Amazonミュージックプライムはスマホだけでなく、タブレットやパソコンからも利用できます。
タブレットの場合は、Amazon Musicアプリがスマホ同様に使えます。
パソコンでは、デスクトップ版Amazon Musicアプリをインストールします。
PC版のAmazon Musicアプリは、AmazonまたはWindows Storeのいずれかからダウンロードできます。
Windows11の場合はWindows Storeからダウンロード可能です。
Windows10以前やMacの場合はAmazonからのダウンロードを推奨します。
パソコン版のAmazonミュージックプライムでは、ユーザー作成プレイリストの「曲を選んで再生」機能が利用できません。
それ以外の機能は、スマホ・タブレット版と同様です。
Amazonミュージックプライムを他サービスと比較する
Amazonミュージックプライムについて、他の音楽サブスクやAmazon Music内の別プランなどと比較してみます。
どちらのサービスのほうが良いのか悩んでいる方は、是非参考にしてください。
Amazonミュージックプライムと他のサブスクを比較
まずAmazonミュージックプライムと、他の音楽サブスクを比較してみます。
Amazonミュージックプライムは料金設定が安いため、料金相場ごとのサービスと比較して何が違うのかを明らかにします。
一般的な相場の音楽サブスクと比較
Amazon Music Prime |
Spotify | Apple Music | Amazon Music Unlimited |
LINE MUSIC | YouTube Music Premium |
AWA | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
料金プラン | 600円/月 (プライム会員特典) |
980円/月 | 1,080円/月 | 980円/月 (プライム会員) 1,080円/月 (非プライム会員) |
980円/月 アプリ決済1,080円/月 |
月額1,080円 AppleID決済1,450円 |
980円/月 |
個人年間プラン | 5,900円 (プライム会員特典) |
9,800円 | 10,800円 | 9,800円 (プライム会員のみ) |
9,600円 アプリ決済10,800円 |
10,800円 | 9,800円 |
ファミリープラン | なし | 1,580円/月(最大6人) | 1,680円/月(最大6人) | 1,680円/月(最大6人) 16,800円/年(プライム会員のみ) |
1,680円/月(最大6人) 16,800円/年 |
1,680円/月(最大6人) AppleID決済2,180円 |
なし |
学生プラン | 300円/月 2,950円/年 |
480円/月 | 580円/月 | 580円/月 | 480円/月 アプリ決済580円 |
580円/月 | 480円/月 (中学生以上) |
無料期間 | 30日間 | 1ヶ月間 | 1ヶ月 | 30日間 | 1ヶ月間 | 1ヶ月 | 1ヶ月間 |
ロッシー音質 | 320kbps | 320kbps | 256kbps | 320kbps | 320kbps | 256kbps | 320kbps |
ロスレス・ハイレゾ | – | – | ロスレス ハイレゾ 空間オーディオ |
ロスレス ハイレゾ 空間オーディオ |
– | – | – |
オフライン再生 | 一部あり | あり | あり | あり | あり | あり | あり |
楽曲数 | 1億曲以上 | 1億曲以上 | 1億曲以上 | 1億曲以上 | 1億曲以上 | 1億曲以上 | 1億5000万曲以上 |
歌詞表示 | 自動スクロール | 自動スクロール | 自動スクロール | 自動スクロール | 自動スクロール 翻訳歌詞機能 |
自動スクロール | 自動スクロール ビジュアライズされるDIVE機能 |
支払い方法 | クレジットカード デビットカード ギフトカード キャリア決済 Paidy PayPay |
クレジットカード デビットカード PayPay キャリア決済 PayPal |
クレジットカード デビットカード ギフトカード キャリア決済 PayPay Apple Pay |
クレジットカード デビットカード ギフトカード キャリア決済 Paidy PayPay |
クレジットカード キャリア決済 LINEクレジット LINE Pay WebMoney JCB PREMO モバイルSuica NET CASH Bitcash モバイル楽天Edy |
クレジットカード デビットカード ギフトカード キャリア決済 PayPal Edy |
クレジットカード デビットカード キャリア決済 ギフトカード コンビニ支払い ストア支払い |
イコライザ | Androidのみ | ◯ | ◯ | Androidのみ | ◯ | Androidのみ | ◯ |
ポッドキャスト | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | × | ◯ | ◯ |
カラオケ機能 | × | ◯ | ◯ | × | ◯ AI採点機能 |
× | × |
再生方法/制限 | シャッフル再生 (一部オンデマンド 再生) |
– | – | – | – | – | – |
ミュージックビデオ | × | × | △(一部のみ) | × | ◯ | ◯ | × |
手持ち曲の再生 | PC・Androidのみ。同じプレイリストは不可 | ◯ | ◯ | PC・Androidのみ。同じプレイリストは不可 | △(同じプレイリストは不可) | ◯(パソコンからアップロード可能、 同じプレイリスト可能) |
△(同じプレイリストは不可) |
スリープタイマー | ◯ | Androidのみ | Androidのみ | ◯ | ◯ | ○ | ◯ |
レコメンド機能 | ◯ | ○ | ◯ | ◯ | ◯ | ○ | ○ |
お気に入り機能 | ◯ | ○ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ○ |
ユーザープレイリスト | ◯ | ○ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ○ |
アーティスト作成の プレイリスト |
× | ○ | × | × | ◯ | △(一部) | △(一部) |
対応デバイス | ・パソコン ・Fire TVシリーズ ・スマホ ・Amazon EchoなどのAlexa対応機器 |
・スマホ ・タブレット ・PC(ソフト・ブラウザ) ・スマートウォッチ ・PlayStation ・Xbox ・Discord |
・スマホ ・タブレット ・PC ・Apple Watch ・CarPlay ・Homepod ・Apple TV ・Apple Vision Pro |
・パソコン ・Fire TVシリーズ ・スマホ ・Amazon EchoなどのAlexa対応機器 |
・スマホ ・PC |
・スマホ ・PC ・タブレット ・スマートスピーカー ・ゲーム機など |
・スマホ ・タブレット ・スマートウォッチ ・スマートスピーカー (グーグルホーム、Alexa、siri) ・CarPlay ・Chromecast ・AndroidTV |
アーティストフォロー機能 | ◯ | ○ | ◯ | ◯ | ◯ | ○ | ○ |
音量自動均一化 | ◯ | ○ | ◯ | ◯ | ◯ | × | △(自動適用?) |
ライブ配信機能 | × | × | × | × | × | × | ◯ |
共同プレイリスト | × | ○ | ◯ | × | × | ◯ | × |
振り返り機能 | ◯ | ○ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
似た曲の自動再生機能 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
Amazonミュージックプライムは価格が安い分、再生形式に制限がある点が大きな差となっています。
常にたくさんの楽曲を選んで聴きたい場合はは不向きですが。月額料金で比べると約4~500円、年間プランなら4~5,000円ほど安くなります。
またAmazonミュージックプライムであれば、最大100曲までは自由に聴ける「曲を選んで再生」もあります。
それほど多くの楽曲を頻繁に聴かない方なら、Amazonミュージックプライムで十分でしょう。
同価格帯の音楽サブスクと比較
似たような価格帯の音楽サブスクと比べると、Amazonミュージックプライムはそれぞれ以下のような違いがあります。
Amazon Music Prime |
楽天ミュージック | dヒッツ | Pontaパス | |
---|---|---|---|---|
月額料金 | 600円/月 (プライム会員特典) |
・780円/月 (楽天カード・ モバイル会員プラン) ・500円/月 (ライトプラン) |
・330円/月 (dヒッツ(300)) ・690円/月 (dヒッツ) |
548円/月 |
年間プラン | 5,900円 (プライム会員特典) |
9,300円 | – | – |
再生形式 | シャッフル再生 (一部オンデマンド再生) |
オンデマンド再生 (制限なし) |
プレイリスト再生 (一部オンデマンド再生) |
プレイリスト再生 (一部オンデマンド再生) |
オフライン再生 | 一部あり | あり | キャッシュ再生 | なし |
収録曲数 | 1億曲以上 | 1億曲以上 | 4万プレイリスト以上 | 1万プレイリスト以上 |
音声広告 | なし | なし | なし | あり |
その他特典 | プライム会員特典 | 楽天ポイントや クーポン |
– | ローソンなどで利用できる クーポン |
Pontaパスは音楽以外の特典がある点で似ており、月額料金もほとんど同じです。
ただし音楽だけにクローズアップすると、広告がある点やダウンロード再生・オンデマンド再生ができない点が見劣りします。
加えて再生形式がプレイリスト型であるため、楽曲数も推定25万~50万曲とそれほど多くありません。
Amazon Music Prime |
dヒッツ | 楽天ミュージック | Pontaパス | SMART USEN | Amazon Music Unlimited |
AWA | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
料金プラン | 600円/月 (プライム会員特典) |
330円/月 (dヒッツ(300)) |
780円/月 (楽天カード・モバイル会員プラン) |
548円/月 | 550円/月 (アプリストア決済) |
580円/月 (ワンデバイスプラン) |
270円~/月 (アーティストプラン) |
学生プラン | 300円/月 | なし | 480円/月 (高校生以上) |
なし | なし | 580円/月 | 480円/月 (中学生以上) |
個人年間プラン | ・5,900円 (プライム会員特典) ・2,950円/年 (Prime Student) |
なし | 9,300円 | なし | なし | 9,800円 (プライム会員のみ) |
9,800円 |
料金プラン2 | 690円/月 (dヒッツ) |
500円/月 (ライトプラン) |
539円/月 (キャリア決済・ リクルートかんたん 支払い) |
||||
無料期間 | 30日間 | 31日間 (各プラン1回ずつ計62日間) |
30日間 | 30日間 | 3日間 | 30日間 | 1ヶ月間 |
無料期間 キャンペーン |
学生は6ヶ月 無料 |
60日間 | U-NEXT会員は 31日間無料 |
3ヶ月間 | |||
ロッシー音質 | 320kbps | 320kbps | 320kbps | 320kbps | 不明 | 320kbps | 320kbps |
オフライン再生 | 100曲まで可 | キャッシュ保存 | あり | なし | なし | なし (ワンデバイスプラン) |
あり |
配信楽曲数 | 1億曲以上 | 4万プレイリスト以上 | 1億曲以上 | 1万プレイリスト以上 | 1,500ch以上 | 1億曲以上 | 1億5000万曲以上 |
歌詞表示 | 自動スクロール | 自動スクロール | 自動スクロール | 自動スクロール | なし | 自動スクロール | 自動スクロール ビジュアライズ歌詞 |
支払い方法 | クレジットカード デビットカード ギフトカード キャリア決済 Paidy PayPay |
クレジットカード デビットカード キャリア決済 dポイント |
クレジットカード デビットカード 楽天ポイント 楽天キャッシュ |
auかんたん決済 クレジットカード デビットカード |
アプリストア決済 キャリア決済 リクルートかんたん支払い |
クレジットカード デビットカード ギフトカード キャリア決済 Paidy PayPay |
クレジットカード デビットカード キャリア決済 ギフトカード コンビニ支払い ストア支払い |
イコライザ | Androidのみ | × | × | × | × | Androidのみ | ◯ |
ポッドキャスト | ◯ | × | ◯ | ◯ | × | ◯ | ◯ |
カラオケ機能 | × | × | × | × | × | × | × |
再生方法/制限 | シャッフル再生 (一部オンデマンド再生) |
プレイリスト再生 (一部オンデマンド再生) |
制限なし | プレイリスト再生 (一部オンデマンド再生) |
ラジオ型 (早送り、スキップ等不可) |
制限なし | 選んだアーティスト 1~3組のみ |
手持ち曲の再生 | PC・Androidのみ。 同じプレイリストは不可 |
◯ | × | ◯ 同じプレイリストは不可 |
× | PC・Androidのみ。 同じプレイリストは不可 |
◯ 同じプレイリストは不可 |
スリープタイマー | ◯ | ◯ | ○ | Androidのみ | ◯ | ◯ | ◯ |
レコメンド機能 | ◯ | ◯ | ○ | ◯ | × | ◯ | ○ |
お気に入り機能 | ◯ | ◯ | ○ | ◯ | × | ◯ | ○ |
ユーザープレイリスト | ◯ | × | × | × | × | × | ○ |
対応デバイス | ・パソコン ・Fire TVシリーズ ・スマホ ・Amazon EchoなどのAlexa対応機器 |
・スマホ ・タブレット ・PC |
・スマホ ・PC |
・スマホ ・タブレット |
・スマホ ・タブレット |
・パソコン ・Fire TVシリーズ ・スマホ ・Amazon EchoなどのAlexa対応機器 |
・スマホ ・タブレット ・スマートウォッチ ・スマートスピーカー (グーグルホーム、Alexa、siri) ・CarPlay ・Chromecast ・AndroidTV |
アーティストフォロー機能 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | × | ◯ | ○ |
音量自動均一化 | ◯ | × | × | × | × | ◯ | △ (自動適用?) |
ライブ配信機能 | × | × | × | × | × | × | ◯ |
共同プレイリスト | × | × | × | × | × | × | × |
振り返り機能 | ◯ | × | × | × | × | ◯ | ◯ |
似た曲の自動再生機能 | ◯ | × | ◯ | × | × | ◯ | ◯ |
その他個人プラン | – | – | 980円/月 (スタンダード プラン) |
– | – | 980円/月 (プライム会員) 1080円/月 (非プライム会員) |
980円/月 |
無料で使える音楽サブスクと比較
無料で利用できる音楽サブスクと比べると、以下のような点がメリットです。
- 広告なしで快適に聴ける
- 一部オンデマンド・オフライン再生
- 音質が高くなる
私が無料版の音楽サブスクからAmazonミュージックプライムに切り替えて、1番良かったと感じたのは広告がない点です。
音楽を聴きながらブログの文章を書くときに、広告が入ると注意力を削がれ、作業に支障がでることがあります。
月額600円の負担はありますが、プライムビデオなどの特典も含まれており、コストパフォーマンスに優れています。
FreeプランやUnlimitedプランとの比較
Amazon MusicにはPrimeのほか、上位プランのUnlimited、無料プランのFreeがあります。
Amazon Music Unlimited |
Amazon Music Prime |
Amazon Music Free |
|
---|---|---|---|
月額・個人 プラン料金 |
980円/月 *1 1,080円/月 *2 |
600円/月 *3 | 0円 |
再生方法 | オンデマンド | シャッフル | シャッフル |
ダウンロード・ オフライン再生 |
◯ | △ | × |
スキップ制限 | – | 1時間あたり6回 | 1時間あたり6回 |
再生機能制限 | – | 曲の早送り・早戻し 位置指定不可 |
曲の早送り・早戻し 位置指定不可 |
広告 | なし | なし | 広告あり |
プレイリスト 作成制限 |
1,000個まで | 35個まで | 10個まで |
厳選プレイリスト機能 | – | あり | なし |
ハイレゾ・ロスレス | ◯ | × | × |
補足 | *1 プライム会員料金 *2 非プライム会員料金 |
*3 Amazonプライムの料金 |
これ以外の機能はほとんど変わらず、聴ける曲数も一緒です。
過去のAmazonミュージックプライムとの比較
Amazonミュージックプライムは何度か大きなアップデートを繰り返しており、使い勝手や聴ける曲数も変わっています。
2023年10月アップデート以降、Amazonミュージックプライムはかなり使いやすくなっていますよ。
2022年11月以前
- 再生できる楽曲数:約200万曲
- 再生形式:オンデマンド再生
全ての曲が自由に聴ける代わりに、配信楽曲数が非常に少なかったです。
楽曲数の大幅増&再生形式の改悪【2022年11月】
- 再生できる楽曲数:約1億曲
- 再生形式:原則シャッフル再生
2022年11月のアップデートでは、聴ける楽曲数が約200万曲から約1億曲に増加しました。
一方これまでは自由に曲を選んで再生できていたにも関わらず、原則シャッフル再生のみとなります。
この再生形式の変更のため、Amazonミュージックプライムは「改悪」されたと話題になりました。
「曲を選んで再生」機能が実装【2023年10月】
2023年10月のアップデートでは、以前のオンデマンド再生を一部復活させる「曲を選んで再生」機能が実装されました。
「曲を選んで再生」機能によって、100曲まで自分で選んだ楽曲が好きなタイミングで聴くことができます。
ライトユーザーには100曲でも十分なボリュームですし、入れ替えもできるので使い勝手は大きく向上しました。
Amazonミュージックプライム(Amazonプライム)の解約方法
Amazonプライムを解約することによって、Amazonミュージックプライムの利用を辞めることができます。
Amazonプライムの解約手順
Amazonプライムを解約する方法は、次の3つから選べます。
- AmazonのWebサイトから解約
- Amazonアプリから解約
- 電話・チャットで解約
Webサイトからの解約手順
Amazonの公式トップページから、「アカウント&リスト」を選択し、「プライム」へと進みます。
「会員情報を更新し、プライムをキャンセルする」をタップします。
「プライム会員資格を終了し、特典の利用を止める」(無料体験の場合「プライム無料体験と特典利用を止める」)を選択。
「特典と会員資格を終了」を選択し、解約のタイミングを選ぶと、解約完了です。
Amazonアプリからの解約手順
Amazonアプリを開き、下部のメニュータブから「アカウントサービス」を選択し、「プライム会員情報の設定・変更」を選びます。
「会員情報を更新し、プライムをキャンセルする」をタップ
「特典と会員資格を終了」を選択し、解約のタイミングを選ぶと、解約完了です。
電話・チャットで解約することも可能
電話・チャットであれば疑問点や不安点を問い合わせをしつつ、解約手続きも進められます。
Amazonのカスタマーサービスにアクセスすると、アプリもしくはWebサイト上から項目を選択して問い合わせできます。
Amazonプライムを解約したいときは「Amazonプライム会員」をタップし、「会員情報管理(キャンセル、プラン変更など)」を選択。
「カスタマーサービスへ連絡」を選ぶと、チャットまたは電話でカスタマーセンターと連絡できます。
解約されるタイミングについて
Amazonプライムを解約するタイミングは、次の2通りから選べる場合があります。
- 次回の更新日に解約
- 今すぐ解約
①次回の更新日に解約する場合、更新日までの期間は引き続きAmazonミュージックプライムや会員特典を継続利用できます。
残りの契約期間とプライム特典の使用状況によっては、解約時に②「今すぐ解約」を選択できることがあります。
「今すぐ解約」のメリットは、プライム特典の使用状況に応じて返金を受けられることです。
ただし「どのくらいの使用状況ならどの程度の返金額になるか」を知る方法はありません。
「今すぐ解約」を選ぶと、手続きが完了した瞬間からAmazonミュージックプライムなどの特典が使えなくなります。
無料体験中に解約すればお金はかからない
Amazonミュージックプライムが利用できるAmazonプライムは、初回登録なら30日間無料で利用できます。
無料体験中に解約すれば有料プランへ自動更新されることはなく、料金も発生しません。
解約手続きをしても、次の更新日が来るまでは使い続けられます。したがって無料体験だけで終了したい方は、登録直後に解約設定もしておきましょう。
更新日になれば自動で解約されるので、料金が一切かからずに体験できます。
解約をキャンセルすることも可能
「今すぐ解約」の場合を除いて、手続きを行った後でも解約完了日の前であれば、解約のキャンセルが可能です。
Amazonの公式トップページから、「アカウント&リスト」を選択し、「プライム」へと進みます。
「会員情報を更新し、プライムを継続する」を選択します。
「特典と会員資格を継続する」を選択すれば、解約キャンセルが完了します。
下部のメニュータブから「アカウントサービス」を選択し、「プライム会員情報の設定・変更」を選びます。
「プライム会員情報の管理」をタップします。
「特典と会員資格を継続する」を選択すれば、解約キャンセルが完了します。
解約後Amazon Musicはどうなるのか
プライム会員解約後は、Amazon Music Freeとして引き続き同じアカウントで利用可能です。
Amazon Music FreeとPrimeの違いについては、「FreeプランやUnlimitedプランとの比較」で解説しています。
Amazonミュージックプライム以外のプライム特典についても、全て利用できません。
【まとめ】Amazonミュージックプライムは、音楽サブスクライトユーザーにこそおすすめ
今回はAmazonミュージックプライムの使い方や、メリット・デメリットについて解説しました。
- 聴きたい曲をピンポイントに再生できない
- ダウンロード・オフライン再生ができない
- Amazonプライムの家族会員は利用不可
- ハイレゾ・ロスレス音質には非対応
- 作成できるプレイリスト数に上限あり
- プライム会員なら追加料金なし
- 広告なし、1億曲が再生可能
- 1,000以上のプレイリストが公開されている
- ユーザープレイリストの作成・再生も可能
- プレイリストの一部はオンデマンド・オフライン再生可能
- 新作アルバムが選んで聴ける
- 音楽以外にも、プライム会員特典が利用可能
好きな楽曲を最大100曲自由に再生できる「曲を選んで再生」機能があるため、ライトユーザーにはぴったりの格安音楽サブスクです。
動画作品見放題のプライムビデオやAmazonでの配送料が無料になる点も含めると、非常にコスパの高いサービスと言えます。
「聴きたい曲が聴けなかったらどうしよう……」「本当に自分にとってコスパがいいのかな?」と後悔したくない方もいるでしょう。
しかし今なら初回登録の方限定で、Amazonミュージックプライムを含むAmazonプライムが30日間無料で利用できます。
さらに学生の方であれば、Amazonプライムとほぼ同様の特典があるPrime Studentが6カ月無料です。
無料期間中に解約すれば、料金は一切かかりません。ぜひ今すぐ無料で体験してみてください。